【社会】不祥事の背景「日本が誇ってきた終身雇用制度が、自浄作用が機能しにくい状況」
2017/12/09(土)
日本の名門企業で不祥事が相次いで起きています。
しかも一時的なものではなく、長期にわたり不正が行われてきたとのこと。
優秀な社員が、自分自身の経済的な利益を得るためではなく、「会社のために」という理由でなぜ不正にかかわり続けるのでしょうか。
一つの要因として、日本は欧米の企業に比べて人材の流動が少ないことが考えられます。
同じ社内で異動があったとしても、結局は同じ会社の社員同士。
前例主義が働き、結果として不正までも引き継いでしまう。
日本が誇ってきた終身雇用制度が、自浄作用が機能しにくい状況を生み出しているかもしれません。
https://mainichi.jp/articles/20171205/ddm/005/070/003000c