欧州の賃金制度は「産業別」か「職能別」であり、「業務別」でも「成果に応じて」でもない。
職務別に市場同一給が成り立ってる国だと、大企業から中小企業への転職によって日本ほど賃金が低下することもない。
欧米の労組は産業別や職能別だから企業交渉において同一労働同一賃金のバイアスがかかりやすい。
企業別で同一職種であんなに賃金違うのはおかしいという意見がよくあるもんなw
戦後、日本の労組の成り立ちが企業別だったが故に今こういう状況にあるのだとひしひしと思わされ。
産業別と職能別の労組がある国では、組合員以外の労働者たちへの拡張適用がされてきたから、70年代以降、男性片働きモデルから簡単に抜け出せたのかなと。