希望、愛知で県連発足へ 民進・立憲に続き地方議員困惑
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希望の党が22日、来年1月中旬に愛知県連を設立すると発表した。衆院選で分裂した
民進、立憲民主、希望の3党の地方組織が愛知で並立することになる。地域政党化を
模索する民進県議や名古屋市議らには困惑の声が出ている。

希望県連は衆院議員6人と総支部長1人で発足し、代表には古川元久幹事長
(愛知2区)が就く。22日、国会内で記者会見した古川氏は、民進県連
(名古屋市東区)と同じビルのフロアに県連事務局を置くと表明。

民進の中村晋県議団長は「国政で分裂しても、地方では結束しようと地域政党を
進めてきた。3党の県連組織がそろい、連携の議論に拍車が掛かる」と期待する。

一方で困惑も広がる。希望が民進と同じフロアに県連を置くことに、民進名古屋
市議団の幹部は「民進が希望と同一視されてしまう。地域政党は、立憲も含め各党と
等距離じゃないと意味がない。(地域政党化の)足を引っ張るかも知れない」と憤る。