朝日新聞デジタル
懐に寒波 民進、節約の冬
議員激減、交付金も目減り 党大会費6割減・本部は部署集約
2017年12月29日05時00分

民進党が党運営費や出張費の節約に励んでいる。
党執行部が「野党再結集」を急ぐのも、資金繰りの苦しさが背景にある。
今年初めは衆参両院で146人いた民進は、秋の衆院選で分裂し、計60人に縮小。
来年の交付金は「35億円前後」(党関係者)と見積もったが、離党者が相次いでさらに目減りするのは確実だ。
「35億円のほとんどは経費で消える」と嘆く。
厳しい台所事情は希望も同じだ。昼の役員会で出す380円の牛丼弁当に「60円のみそ汁をつけるか本当に悩んだ」(党幹部)ほど。