>>63
これまでの2度の国政選挙――2016年参院選、17年総選挙では、共産党は、共闘体制構築のために、一部をのぞいて、候補者を一方的に降ろすという対応を行ったが、
本来、選挙協力はお互いに譲り合い、リスペクトの精神をもって相互に支援しあい、参加するすべての政党が前進するような協力を行ってこそ、本当の力を発揮することができるし、長続きし、発展することができる。
そのことを踏まえ、共産党は【次の参院選では、過去2回のような一方的な対応は行わない。あくまで相互推薦・相互支援の共闘をめざす】と全党が改めて確認し、最低限果たすべき重大な条件としなければならない。

一、次期参院戦では過去2回のような一方的候補取り下げはしない
一、あくまで相互推薦と相互支援の体制が確立されなければ選挙共闘は行わない

これは共産党中央委員会の方針として公に宣言したことだ。これが果たすべき共産党の責務である。上記の事項を実行されず安易な妥協と一方的な候補取り下げに走ることは許されない。
また、上記のように現状の『野党共闘』が好ましい形でなく不健全・不正常な形態だという事実は、共産党中央委員会ですら認めている。