社会主義・共産主義の【21世紀らしい定義】が何か、って話に尽きる。

マルクスが言う、人間の真の解放、のために、資本の暴走を喰いとめる制度を高いレベルで整えた社会、
と理解するなら、
世界三大宗教に共通する、喜捨/社会への寄付、という概念を徹底し、富の再配分をキチンと機能させ、
お互いがお互いを支え合う世界を目指す、ということだろう。

これが達成すべき目的であれば、国営企業(株式を国が100%所有)という形式を取らずとも、いろいろな手段があり得る。
つまり、マルクスの資本論原理主義に陥らず、人間の真の開放のために有用な手段は何かを、
世界中からベストプラクティスを見出し、日本の実情に合わせて「しなやかに」アレンジする能力が必要なのだ。

頑迷かつ石頭な連中には、選挙を通じた民主主義革命なぞ達成不可能、と断言したっていい。
白いネコだろうが、黒いネコだろうが、ネズミを捕まえるネコこそがイイ猫である。
社会を改革できない、自称革命家なんぞ、何の意味もないと冷たく言い放ってもいい。