地中ごみの鑑定文書、すべて削除 森友との協議内容も

3/17(土) 20:42配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00000052-asahi-pol

学校法人・森友学園(大阪市)への国有地売却問題で、焦点になってきた地中のごみに関する財務省の2ページ分の文書が、
改ざんの際にすべて削除されていた。
文書には、ごみを理由に値引いて学園に土地を売ることになった経緯などが記されていた。
削除された当時、野党が国会でごみの積算方法について追及を強めていた。

 財務局は16年6月、ごみ撤去費8億1900万円などを値引き、1億3400万円で土地を売却。
一方、小学校が低層だったため、地盤対策の費用は不動産鑑定士が差し引かなかったことが判明している。

 会計検査院は昨年11月、ごみの積算根拠を「不十分」と指摘した。

 この文書の削除について朝日新聞が16日に問い合わせたところ、財務省広報室は「国会対応のため、回答は厳しい」と返答した。