玉木・大塚「希望・民進・立憲の3党で結集しよう枝野さん!」

枝野「6党が持ち味を生かして役割分担した成果として、森友問題の大きな闇が明らかになった。共産党を含む6党の枠組みを継続する」

立憲幹部「野党結集を言うなら3党ではなく共産党も含めた6党だ!」



民進系再結集へ 「枝野氏のリーダーシップを期待」希望・玉木代表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000557-san-pol

 希望の党の玉木雄一郎代表は20日の記者会見で、衆院選前に分裂した民進党系3党の結集を訴えた上で
「野党第一党である立憲民主党の枝野幸男代表のリーダーシップを期待したい」と語った。

 3党党首会談を開くなどして連携強化を模索する考えも示した。


<野党>立憲、国会対応で主導権 希望・民進と連携で温度差
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180321-00000069-mai-pol

 野党第1党の立憲民主党が、安倍政権を追及する国会対応で野党の主導権を握る場面が増えている。
学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざん問題で野党合同ヒアリング開催をお膳立てするなど、
立憲は野党6党の枠組みを維持しての連携を推進。一方、希望、民進両党は立憲を含む3党党首会談を呼びかけ、
旧民進系3党の「再結集」を模索するが、野党連携を巡る温度差は鮮明だ。

 「改ざんの全体像を明らかにし、二度と起こさせない仕組みを作るのが国会に議席をいただいた私たちの責任だ」。
立憲の枝野幸男代表は21日、東京・新宿の街頭演説会で、問題追及の先頭に立つ姿勢をアピールした。
こうした大規模な街頭活動を立憲が行ったのは衆院選以来5カ月ぶりで、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などでも参加を呼びかけた。

 枝野氏は20日の党会合で、野党連携について
「6党が持ち味を生かして役割分担した成果として、森友問題の大きな闇が明らかになった」と指摘。
共産党などを含む6党の枠組みを継続する考えだ。一方、希望の玉木雄一郎代表は
「野党がばらばらで、安倍政権に向き合う力が弱くなっている」と
立憲、民進との党首会談を呼びかけ、民進の大塚耕平代表も同調した。

 希望、民進両党は合流による新党を模索するが、ともに政党支持率が低迷。
佐川宣寿前国税庁長官の国会招致も、立憲の福山哲郎幹事長が自民党の二階俊博幹事長から確約を取り付けた形で、
参院で野党第1党の民進は見せ場を奪われた。

 希望、民進としては来夏の参院選もにらんで、支持率でも野党で群を抜く立憲を巻き込み、共闘を構築したい思惑がある。
ただ、立憲幹部は「野党結集を言うなら3党ではなく6党だ」と消極的だ。