小沢一郎が「政権交代を目指すには立憲民主党を中心にまとまるしかない」、
「民進と希望は分裂するから、新党は野党第1党にならない」と断言

参院選には、すでに私鉄総連と日教組が組織内候補を立憲から出すと表明しているが、
自治労、情報労連(NTTなど)、JP労組(郵政)なども立憲から擁立を検討中。全国農団労も立憲支持の方向
旧同盟系でもJAM(機械・金属)はなかに一部総評系が入っているので、
このまま漫然と民進・希望から候補を出すということでいいのかと、内部に揺らぎがある
つまり新党ができたとしても、連合傘下の組織の立憲への雪崩は、止まらないどころか続く


小沢一郎「政権交代を目指すには野党第1党の立憲民主党を中心にまとまるしかない」

小沢一郎「それぞれの党内でいろんな意見があると聞いているので、結果として新党は野党第1党にならない」

永田町筋「支持率1%でジリ貧同士の民進と希望が新党になっても無意味。
       候補者は有権者の支持のない政党の公認や推薦で選挙に出たいわけがない」


立憲民主党・自由党の両代表が会談 倒閣へ連携確認
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180413-00000010-ann-pol

 立憲民主党の枝野幸男代表と自由党の小沢一郎代表が会談し、安倍内閣を退陣に追い込むため連携していくことを確認しました。

 立憲民主党・枝野幸男代表:「昨今の政治状況についてしっかりと最大限の連携を協力できるように頑張っていこうと」
 自由党・小沢一郎代表:「安倍内閣の本当にどうしようもない内閣を何としても退陣に追い込もうと。そのために国会でも協力していこうと」
 そのうえで、小沢氏は「政権交代を目指すには野党第1党の立憲民主党を中心にまとまるしかない」と語りました。
現在、民進党と希望の党が新党結成に動いていて、立憲民主党の勢力を上回る可能性もありますが、
小沢氏は「それぞれの党内でいろんな意見があると聞いているので、結果として新党は野党第1党にならない」と強調しました。


連合、分裂か…支持率1%の民進党と希望の党、不可解な合流の裏事情
http://biz-journal.jp/2018/04/post_22956.html

 1%程度の支持率しかない両党が一緒になることに、有権者の期待値は低い。
合流の背景にあるのは、民進党の支持母体である労働組合「連合」(日本労働組合総連合会)の事情だ。

「民進と希望の合流を熱望し、事実上進めているのは連合であり、神津里季生会長である。
来年4月に統一地方選、夏に参院選がある。選挙まであと1年となり、組織内候補や推薦候補は準備に入る。
そうした候補たちを今年のメーデーで紹介するため、早く新党に移行してほしいというわけだ」(永田町筋)

「神津会長ら連合執行部は、衆院選以上に産別組織と直結する参院選で同じ轍を踏みたくないため、
旧民進系勢力の結集による新党づくりを焦っている。しかし、支持率1%でジリ貧同士の民進と希望が新党になっても無意味。
候補者は有権者の支持のない政党の公認や推薦で選挙に出たいわけがない」(同)

 次の参院選の候補者にとっては、支持率8.5%の立憲のほうが魅力的に映るだろう。

「立憲は日本共産党も含めた野党連携を標榜する中道左派。民進と希望は、共産との連携は否定的な中道右派、という言い方ができる。
連合では旧総評系が比較的、立憲に近い。旧同盟系が民進・希望に近く、UAゼンセンなどガチガチの反共産も少なくない。
そのため旧総評系は立憲から組織内候補を出す動きが表面化している」(政治記者)

 参院選に向けては、すでに私鉄総連と日教組が組織内候補を立憲から出すと表明。
自治労、情報労連(NTTなど)、JP労組(郵政)なども立憲から擁立を検討中だ。
候補者は擁立しないものの、全国農団労も立憲支持の方向とみられる。

「旧同盟系ではあるが、JAM(機械・金属)はなかに一部総評系が入っているので、
このまま漫然と民進・希望から候補を出すということでいいのかと、内部に揺らぎがある。
つまり新党ができたとしても、連合傘下の組織の立憲への雪崩は、止まらないどころか続く。
神津会長ら旧同盟系は、立憲が新党に合流しなくても、民進・希望で野党第1党になれれば、
現在は立憲に握られている野党の主導権を奪い返せるという目論みのようだが、世論の動向がわかってない。
ピントがずれている新党は連合分裂の号砲になるかもしれない」(前出と別の永田町筋)