サンデー毎日の小沢インタビュー
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★どこで協力が崩れた?
 小沢「その前段階として、既存政党の民進、自由、社民の3党を結集しようとした。僕が社民を口説いてまず統一会派を作ろうと。前の夜までOKだったのに社民が断ってきた。一部の人が反対していてダメだという。それができていれば、その後の展開も違った。
  小池新党ができても慌てることはなかった。その意味でいえば、社民にも責任がある。結果的に自分のところの票も減らした。そうこうしているうちに小池百合子新党ができた(9月25日)。

 前原君はそれまでの小池百合子君の動きについて随分関心を示していたようだったが、実際にできてえらい人気になったから小池君と合流で話をしたいということになった。
  僕もこの際、仕方がないと思った。
小池百合子君の人気にあやかって、選挙戦を進めるのが民進党の意向だった。
じゃあ、前原、小池両君と僕の3人で話し合おうということにした」

★そこで、節目の26日ですね
 小沢「3人で会おうと言っていたのに、前原君と連絡が取れなくなった」
★前原氏が電話に出ない。
 小沢「出てこない。うんともすんとも言わなくなった。どうしたんだろうと思っていたら、その晩に前原、小池両君が会ってるらしいと。
 僕は寝ていて知らなかったが、神津連合会長も入っていたという。一体何をやっていたのかと思ったが、結局は小池君の言うがままになった」   

★26日深夜の前原、小池、神津会談だ。
  神津氏が保証人役を務めた。
 小沢「前原君だけ行ってしまった。僕と前原、小池の両君のはずだったんだか...」
なぜそうなった?
 小沢「小池百合子君が僕と会いたくなかったんだろう」
★小池氏が小沢氏を排除?
 小沢「排除したわけではないが、僕とでは自分の思うようなわけにはいかないと。前原君なら、まあ御しやすいと思ったかもしれない」

★小沢氏が苦手だった?
 小沢「見え見えの話だった」
★見え見え?
 小沢「だって、小池人気はあったが、組織やカネはない。だから本来は対等合併であるべきだった。あなたは人気、こっちは組織とカネがあると。対等に話すべきとこれを、一方的に私の言う通りにしろ、だった。こんな交渉はない」

★もし小沢さんがいればどういう交渉に?
 小沢「それが「さらさら」「排除」発言に繋がっていく。安保法制や改憲を踏み絵にしてリベラル排除すれば、ほぼ官邸の人と同じになる。
  野党再編もヘチマもない。わからないことを言うなと、僕なら言っただろう。そんなこと言ってたら選挙に勝てないよと」

★前原氏に裏切られた?
 小沢「ご本人は裏切ったつもりはさらさらないだろう。ただ、人間関係、信義についての考え方が少し甘いと感じた。僕に面と向かって師とか言ってたわけだから。その後、会いたいというから会ったが、僕に不義理をしたという様子は一切みえなかった」

★なぜ小池氏は排除の論理を?
 小沢「うぬぼれがあったのではないか」