郷原信郎

昨年2月以降、
森友学園問題については「私や妻が関係していたということになれば、これはもうまさに、私は、間違いなく総理大臣も国会議員も辞める。」、
加計学園問題については「特定の人物や特定の学校の名前を出している以上、確証が無ければ極めて失礼ですよ。」
という安倍首相の国会での発言が発端となり、
「モリ・カケ問題」は一年以上にわたって国政に重大な影響を与える案件となってきた。

その間、「安倍総理を侮辱した」との理由による籠池氏証人喚問、官房長官の「怪文書発言」、
さらには、「モリ・カケ疑惑隠し」とまで言われた解散総選挙など、政権側の「奇手」「悪手」を重ねてきた。

「モリ・カケ問題をめぐる“王将戦”」も既に最終盤に入っている。
“安倍王将”は、このまま「詰み」となるまで指し続けるのだろうか。
この辺りで「投了」を真剣に考えるのが、一国の首相としてとるべき姿勢ではなかろうか。
https://nobuogohara.com/2018/04/12/%E5%AE%89%E5%80%8D%E7%8E%8B%E5%B0%86%E3%81%AF%E3%80%8C%E8%A9%B0%E3%81%BF%E3%80%8D%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%8C%87%E3%81%97%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B/