青木すなわち564は統失というより人格障害だろう。彼は幼少期より両親特に母親が青木に無関心で冷淡だったために深い心的外傷を負った。
母親にすら無視され、愛されれないという自覚ほど少年の心を傷つけるものはない。
青木少年は、嫌われる行為によってのみ無視されない自己を対他的に回復するという苛酷な営みを人生の習慣として身に付けたのである。