>>662
> 菅総理が、福一へ行って、自動ベントに拘っていた吉田所長に、手動ベントに切り替えるよう
> 頼んだ功績。

まーた菅総理カッケー、フィクションかい

−−手順書では中央操作室のスイッチで弁が開けるが、今回はそれができない

吉田氏「AO(空気駆動)弁のエアがない。もちろんMO(電動駆動)弁は駄目だと。
手動でどうなんだというと、線量が高いから入れないというような状況が入ってきて、
そんなに大変なのかという認識がやっとでき上がる。その辺が、また本店なり、東京
に連絡しても伝わらない」

−−すごい階層がある

吉田氏「一番遠いのは官邸ですね。大臣命令が出ればすぐに開くと思っているわけです
から。そんなもんじゃない」

−−午前6時50分に(海江田万里)経済産業相が法令に基づくベントの実施命令を出し
た経緯は知っているか

吉田氏「知りませんけれども、こちらでは頭に来て、こんなにはできないと言っているのに、
何を言っているんだと。実施命令出してできるんだったらやってみろと。極端なことを言うと、
そういう精神状態になっていますから。現場では何をやってもできない状態なのに、ぐずぐず
しているということで東京電力に対する怒りがこの実施命令になったかどうかは知りませんけ
れども、それは本店と官邸の話ですから、私は知りませんということしかないんです」

〈午前7時11分、ベント遅れにいらだつ菅直人首相が陸上自衛隊ヘリコプターで第1原発に到着。
吉田氏らから説明を受けた後、午前8時4分には宮城県に向け飛び立った〉

−−菅首相が第1原発に来て帰っていく上空をベントで(放射性物質を含む気体を)どんど
ん吹かしていくのはどうなのかということから、操作を遅らせたという判断は

吉田氏「全くないですね。早くできるものはかけてしまってもいいんじゃないですかくらい
ですから。総理大臣が飛んでいようが、何しようが、炉の安全を考えれば早くしたいという
のが現場です」

−−機材とか十分準備できていないし、線量も高いし、できるか分からないが作業を余儀なくされた

吉田氏「被曝(ひばく)しますけれども、最後は手動でやるしかないというふうに腹を決めて、
午前9時に(現場へ)やってくれとお願いした」

−−何かやろうと思っても何もできない状態なのに、下げろと言うんだったら、お前らやってみろと言うしかない

吉田氏「現場はできる限りのことをやって、後がスムーズに行くようにと思っているんですけれども、
なかなかそれが通じない。躊躇(ちゅうちょ)していると思われているんです。何も躊躇などはしていないですよ」