古賀茂明からの忠告


その意味で踏み絵となるのは、立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木、大塚両共同代表といった
旧民進からの分裂組が、告示直後から新潟入りし、他の野党と一丸となって池田候補を応援するのか? 
それとも戦況を様子見して、接戦になって初めて、新潟入りするという姑息な行動をとるのか? という点だ。
告示直後から党首クラスが入って全国の関心を集めれば、前回知事選同様、電話勝手連などの支援も全国
に拡大し、勝利の確率はかなり高くなる。そうなれば、来夏の参院選でも安倍自民と互角に戦う展望が開ける。
逆に、負けた時の責任を回避するために、しばらく様子見をして、いい勝負になった時だけ、アリバイ作り
で応援に入ろうなどという姿勢を見せれば、選挙戦は盛り上がりを欠き、自民候補に敗北するだろう。
そんないい加減なことをやっていれば、国政でも野党共闘は勢いを得られず、その結果、安倍政権は安泰、
原発政策も不変ということになると思われる。
https://dot.asahi.com/dot/2018051300010.html?page=4