◆反原発訴え
産経新聞の取材では、告示前から選挙戦前半にかけて花角氏が多くの地域でやや優位
だったが、後半に入って池田氏が追い上げてきた。共同通信社が1〜3日に電話で実施
した世論調査でも両氏は互角の戦い。ただ4割近くは投票先を「まだ決めていない」
としており、最終盤まで予断を許さない展開となっている。

池田陣営は3日ごろから「自民党が応援」「中央政府と直結」などの言葉が踊る新し
いビラを投入し、花角氏を支える与党の存在を印象づける戦略を強めている。
ターゲットは「反原発」や「反政権」に共鳴する無党派層。野党6党派の幹部らが
次々と県内に入って政権批判を繰り返すとともに、市民団体なども会員制交流サイト
(SNS)を通じてアピールしている。

新潟知事選 無党派層取り込み重点 花角・池田氏、遊説VS国政批判
https://www.sankei.com/region/news/180606/rgn1806060033-n1.html