>>112
しかしアメリカの軍事的プレゼンスは、これからますます後退していく可能性が極めて高い。
この前のNATO首脳会議でもトランプが暴走してNATOが崩壊しかねないほどの大もめになったらしいし
(加盟国でないオブザーバーは全員会議場から出されたとのことだから、本当に大荒れだったのだろう)
この流れはそう遠くないうちに日米安保にも波及する。

すごく逆説的な意味だが、日本共産党の長年の主張・日米安保破棄が、実現に大きく近づいたわけだ。
日本側でなく、アメリカ側からの実質的破棄提案によってだ。もっと共産党支持者は歓迎したらいいのに。
(加えて、ポスト・トランプがトランプ2世のような、同盟国に無関心な安保政策を採用する可能性は高い)

だから、立憲民主党の安保政策前提の「日米安保は完全に機能する、だから個別的自衛権だけで充分」
という見解も、当然見直しの対象となろうな。だって、前提条件が根底からひっくり返るわけだからさ。
国民民主党の大半が安保政策に関して沈黙を守っている原因も、そこだろうさ。