茨城県議選へ動き活発化 公明と共産が公認候補発表
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公明党県本部と共産党県委員会が5日、それぞれ県庁で記者会見し、12月に見込まれる県議選の公認候補を発表した。自民党県連は6月18日に例年より3カ月ほど早く1次公認を発表しており、県議選に向けて県内各党の動きが活発化してきた。

 公明党県本部が発表した1次公認候補は4人。県本部代表の井手義弘氏(62)=日立市区、6期=が引退し、代わって元日立製作所社員の新人、村本修司氏(51)が同市区から出馬する。

 他の公認候補は、いずれも現職で、高崎進氏(57)=水戸市区、3期▽八島功男氏(61)=土浦市区、2期▽田村佳子氏(64)=つくば市区、3期−の3人。

 井手氏は記者会見で「24年間、精いっぱいに走り抜いてきた自負はある」と自らの6期を振り返り、「今後は村本氏にしっかりとバトンを渡せるよう頑張っていきたい」と語った。村本氏は「住んでいる人が日本一幸せと思える茨城、日立をつくっていきたい」と力を込めた。

 県本部は今後、定数3以上の選挙区での擁立を目指し、候補者の選考を進める考え。

 共産党県委員会も5日の記者会見で、2次公認として、党県西部地区委員の山口美千子氏(56)=古河市区=と、党県常任委員の石嶋巌氏(64)=筑西市区=の新人2人を新たに擁立すると発表した。

 県委員会はすでに現職3人の擁立を発表している。田谷武夫委員長は「現有3議席を確保し、議席増を目指す。6、7人は擁立したい」と語った。