行政や医療が被害者女性に人形あてがうような無神経な輩だから
日本は性被害の暗数が多い・・・という論法が成り立たないのはもう
わかっただろう。日本に性被害がすくないからこそ、行政や医療は
人形あてがうなどの無神経をやらかしてしまうのである。

よって、統計にあらわれている日本の性被害事件の少なさは
すなおに事実どおりだとみとめてしかるべきであろう。

日本の性的被害の事件の件数はイギリスよりもはるかに少ない
イギリスはそれが日本よりもはるかに多い

これは動かしようのない真実だと確定したわけである。異論ないね?



じゃあ暗数はどうなんだよ!と言いたい人もいるだろう。ぶっちゃけ
もしその暗数というもんが必ずあるとしたら、そして、それが日本に
きわめて多くあるとしたならば、同時にイギリスやアメリカにも
きわめて多くあるものであって、比較対象したり考慮に入れたり
してもまったく意味がない代物だ。

もし日本で実際にあかるみになった事件の十倍はかならず暗数が
あるのだとしたら、イギリスも同様に実際の事件の十倍はあるだろう
もし百倍だと仮定したら両国で百倍、千倍ならどっちも千倍だ。

日本は十倍なんだけどイギリスは二倍なんだ!と主張できる根拠が
まったくないからである。この二国において、暗数の倍数に差異を
つける明確な根拠はこの世にはない。