本来、企業の好業績&人手不足で賃上げが進んでるハズなのだが、正社員比率の低下、団塊世代のリタイア、年功序列賃金の廃止、女性や高齢者等の労働市場への参入によって賃金が下がる要素が多過ぎて、
企業が多少、正社員の賃上げをしたところで全部、相殺された上に企業にお釣りが来る。
社会保険料が毎年のように上がっているので、数千円の賃上げだとそれで相殺されてしまいますね。
だから多少、若年者の給与が上がっても年功序列制度の緩やかな崩壊による年配労働者の賃金低下や、高齢者や女性の労働市場参入による平均賃金下落で相殺される。