立憲民主・枝野代表 辺野古移設は反対 
「米国と再交渉を」 沖縄県連設立会見で
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 立憲民主党の枝野幸男代表は29日午後、那覇市内で記者会見し、同党県連の設立を発表した。

 会見で枝野代表は米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設について「米国政府との間で辺野古基地を建設しない解決策に向けた再交渉を行うとともに、
結論を得るまで工事を止めるべきだ」と辺野古移設反対の方針を表明した。

 普天間飛行場の県外・国外移設の検証方針を撤回し、辺野古移設に転じた旧民主党政権時代との整合性については「この5年余りの間の状況の変化から、このまま基地の建設を続行する状況ではないという判断に至った。
鳩山政権の閣僚の一員だった責任から逃げるつもりはないが、新しい政党として一から議論を進めた結果、辺野古に基地を造らない、普天間飛行場を返還する、日米安保の堅持の三つは併存可能と判断した」と強調した。

 9月30日投開票の県知事選の対応について「オール沖縄で翁長雄志知事の遺志を継がれる候補者の支援へ全力を挙げる」と述べ、自由党幹事長で衆院議員の玉城デニー氏(58)を支持する立場を改めて示した。

 県連会長には有田芳生参院議員が就いた。
事務所は那覇市泉崎2丁目に構える。
【琉球新報電子版】