右翼とは体制(エスタブリッシュメント)だ。保守とは体制を保守する思想だ。
左翼とは労働階級(プロレタリアート)だ。革新とは体制を打倒する思想だ。

かつての
フランスの国王=右翼であり、体制=国王=右翼を保守するのが保守だ。
フランスの労働階級=左翼であり、体制=国王=右翼を打倒するのが革新だ。

今の日本ではどうか。
日本の体制(エスタブリッシュメント)は天皇なのだろうか?
天皇制を打倒すれば労働階級は豊かになるのだろうか?
答えはノーだ。

天皇がいなくなっても、自民党清和会と竹中平蔵らリベラルは改革と称して日本人貧困化政策を続けるだろう。
日本の労働階級へ流れるはずだったキャッシュをウォール街へ流し続けるだろう。
従って、天皇打倒を掲げる者は本当の左翼ではない。敗戦後の天皇は体制=右翼ではないからだ。

靖国神社は右翼=体制か?答えはノーだ。
アメリカがテレビカメラのない場所で安倍と稲田を怒鳴り飛ばしたら、安倍も稲田も小便をちびって靖国参拝をやめた。
アメリカは靖国神社よりも遥かに強い支配力を持っている証左だ。

街宣車に乗っている連中は右翼団体だろうか?答えはノーだ。
彼らは中古の車を買い、ペイントも自分たちでやっている。
特攻服だって自分たちでミシンで裁縫している貧しい労働階級である。
街宣車に乗っている自称右翼団体を打倒すれば自民党清和会と竹中平蔵の日本人貧困化政策を止められるわけではない。
右翼団体など、竹中やウォール街から見ればゴミである。