総裁選で地方から支持されなくて、沖縄県知事選でも敗北した安倍では参院選で戦えないと閣僚経験者も悲鳴
前回は推薦しなかった公明党や維新の推薦を得て、
進次郎を始めとする自民党のスター議員や幹部をあんだけ投入したのにデニーに翁長越えの史上最多得票で負けるという大恥を晒す
安倍は3選したばかりなのに初っ端からつまずいて安倍政権の崩壊が始まった


自民党閣僚経験者「総裁選の地方票で55%しか得られなかった首相では参院選を戦えない」

首相に近い閣僚経験者「知事選敗北で不敗神話が崩れた。政権へのダメージは大きい」

立民・福山幹事長「政府・与党が総力戦で戦ったにもかかわらず負けた」

立民党幹部「野党が連携すれば勝てる。参院選は1人区で一本化を図りたい」


参院選へ危機感、改憲影響も=安倍首相3期目、出足つまずく―沖縄知事選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180930-00000088-jij-pol

 沖縄県知事選で与党系候補が敗れ、安倍晋三首相にとっては自民党総裁3期目の出足からつまずいた格好となった。

 党内で来年夏の参院選への危機感が強まるのは必至で、政権の求心力が低下すれば首相が宿願とする憲法改正の行方も左右しかねない。
意気上がる野党側は、10月下旬に召集予定の臨時国会で対決姿勢を強める構えだ。

 与党内では参院選への懸念が広がっている。首相は総裁選の地方票で約55%を得るにとどまり、
「首相では参院選を戦えない」(自民党閣僚経験者)との声が出ていた。
知事選の結果は、こうした見方を裏付けた形で、首相に近い閣僚経験者は「不敗神話が崩れた。政権へのダメージは大きい」と指摘した。

 改憲のスケジュールにも影響しそうだ。首相は臨時国会への党改憲案提出と参院選前の国会発議を視野に入れるが、
慎重姿勢を強める公明党や、知事選勝利で勢いづく野党の理解を得られるかは不透明だ。

 野党側は安倍政権への攻勢を掛ける方針だ。
参院選1人区と同様に1人を選ぶ選挙で、事実上の与野党一騎打ちを制したことで、野党の選挙協力にも追い風となる可能性がある。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は取材に「政府・与党が総力戦で戦ったにもかかわらず負けた」と強調。
同党幹部は「野党が連携すれば勝てる。参院選は1人区で一本化を図りたい」と語った。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は談話で、政府に対し「沖縄の民意を尊重し、県との丁寧な話し合いを求める」と訴えた。
共産党の志位和夫委員長は「国家権力を総動員して民意をつぶそうとした安倍政権への痛烈な審判」と指摘した。 

沖縄知事選、政権に痛手
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180930-00000072-asahi-pol

 安倍政権が総力を挙げた沖縄知事選で与党系候補が敗れ、自民党総裁3選後の安倍晋三首相の政権運営は、厳しいスタートになった。
米軍普天間飛行場の移設に反対する知事候補が2回連続して当選したことで、移設工事の進め方にも影響するのは必至だ。

自民は総裁選期間中から幹部を大量投入して国政選挙並みの態勢で臨んだ。公明党も支持母体の創価学会がフル回転。
日本維新の会と合わせた「必勝態勢」で組織戦を展開した上での敗北は、政権に対する不信の強さを物語る。

 首相にとっては総裁選の地方票で伸び悩んだことに続く衝撃の結果だ。総裁選では沖縄の地方票で6割以上を獲得したが、
自民党員から支持を得た地域でも、有権者全体では厳しい世論があることがはっきりした。
来年の統一地方選、参院選の「選挙の顔」として疑問符もつきそうだ。

2018年
玉城デニー 396,632票(得票率55.07%)※史上最多得票
佐喜真 淳 316,458票(得票率43.94%)
兼島  俊  3,638票(得票率0.51%)
渡口 初美  3,482票(得票率0.48%)

当日有権者数 1,146,815人
最終投票率  63.24%