賃金というのは企業部門が家計部門から購入する労働力の対価、とみなすことが出来る。一種の物価。
経済学では賃金はコスト(損失)の一種として扱われる。人間の給与(それで欲しいモノを買ったり家族を養ったりする)と機械の摩耗による損失、投機の失敗による損失は等価な存在である。労働者には生活があり、機械にはないという事実が、ここでは無視される。