明日投開票 新宿区長選挙 野党共闘に怯える自公陣営

再選を目指す現職の吉住健一候補は日本会議出身で、自公に加え連合が推薦する。

現職に挑むのが、元会社役員で自由党東京一区総支部長の野沢哲夫候補だ。立憲民主、共産、社民、自由などが推す。国民民主は加わっていないが、野党共闘と言ってよい。

連合の機嫌を損ねたら自分の選挙を戦えない。国民民主は端っから野党共闘に加わっていない。新宿区長選挙で旧民主党系が本気で動くことはないだろう。

とはいえ、自公陣営にとって野党共闘はやはり脅威である。吉住区長は高齢者の名簿を警察に提供したことで世論の批判を浴びた

高齢者のプライバシーを警察権力に譲り渡す。安倍政治を先導するような吉住新宿区政を、27万有権者がどう判断するか。

 区民の怒りに火が付けば、連合を敵に回しても勝てる可能性が出てくる。そのモデルケースになれば、この選挙は俄然面白くなる。

http://tanakaryusaku.jp/2018/11/00019047