自民党に国会改革PT発足 小泉進次郎氏「前に進めたい」

自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が事務局長を務める「衆議院改革実現のためのプロジェクトチーム(PT)」が8日、発足し、党本部で役員会が開かれた。
PTは国会資料のペーパーレス化や女性議員の妊娠・出産時の投票のあり方などを検討し、国会改革の機運を高めていくのが狙い。
PTは党・政治制度改革実行本部(棚橋泰文本部長)の下部組織として設置され、座長に萩生田光一幹事長代行、幹事長に木原誠二政調副会長が就任した。
国民民主党や日本維新の会の議員も参加する超党派議員連盟「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」が7月にまとめた提言をベースに議論を深め、
来年の通常国会までに国会改革をめぐる与野党間の合意を得たい構えだ。
小泉氏は役員会終了後、記者団に対し、「できることを一つ一つ前に進めたい」と述べた。
小泉氏は国会改革以外にも、10月の党役員人事で自民党の厚労部会長に就任するなど政策面での活動も活発化させている。
この日もPTの役員会出席後、小泉氏ら党内若手議員で結成した勉強会に出席した。