国民と自由が合流へ政策協議始める 原発再稼働が焦点に
2/12(火) 18:25配信

 国民民主党の平野博文幹事長は12日、国会内で自由党の小沢一郎共同代表と会談し、党合流に向けた政策協議を開始した。

国民の基本理念や政策を軸に両氏の間で調整し、春の統一地方選までの合意を目指す。

 会談で平野氏は「我が党の理念、基本政策をベースに協議に入ってもらいたい」と切り出し、

小沢氏の了解を取り付けた。平野氏が交渉の前提にこだわるのは、原発再稼働を巡る両党の違いを埋める必要があるからだ。

国民は「世界最高水準の規制基準を満たしたものは例外的に(再稼働を)認める」(玉木雄一郎代表)との立場だが、自由は反対だ。

国民は支援を受ける労働組合の反発を懸念して自由側の譲歩を求めており、今後の交渉の焦点となる。

 会談後平野氏は「皆が良かったと言えるような丁寧な対応をしたい」と交渉の加速化に意欲を示した。

小沢氏は同日の記者会見で「(国民が)原発推進なら話にならないが、協議の中で合意できる」との見通しを示した。

【遠藤修平】


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