五輪チケット「購入したい」26% 高齢運転「検査強化を」50% 毎日新聞世論調査
毎日新聞2019年5月19日 20時55分(最終更新 5月19日 20時55分)
https://mainichi.jp/articles/20190519/k00/00m/040/157000c

 毎日新聞が18、19両日に実施した全国世論調査で、2020年に開催する東京五輪・パラリンピック観戦のためにチケットを「購入
したいと思う」は26%で、ほぼ4人に1人が意欲を示した。「購入したいとは思わない」は58%だった。東京五輪の観戦チケットの
抽選申し込みの受け付けは今月9日から始まっている。

 後を絶たない高齢ドライバーによる交通事故に関し、高齢者の運転免許制度を見直す場合に最も必要だと思う対策を聞くと、
「免許更新時の適性検査を強化する」50%▽「免許に定年制を導入する」19%▽「免許更新の期間を短縮する」9%▽「見直しの
必要はない」3%――の順になった。

 安倍晋三首相は今月に入り、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党委員長と無条件で会談に臨みたい考えを示した。
拉致問題の進展などを条件にしていた方針の転換を「評価しない」は41%、「評価する」は36%だった。

 政府が昨年の外交活動をまとめた19年版外交青書で、18年版にはあった「北方四島は日本に帰属する」との表現が消えたこと
について、政府は「日本の法的な立場に変わりはない」としている。この説明に「納得できない」は58%で、「納得できる」の17%を
大きく上回った。

 夏の参院選の比例代表について「いま投票するとしたら」として投票先を聞いたところ、自民党34%▽立憲民主党11%▽
日本維新の会、公明党各5%▽共産党3%▽国民民主党1%――などとなった。無回答が32%と高く、投票する政党をまだ決めて
いない有権者も多いとみられる。

 一方、主な政党の支持率は、自民31%▽立憲8%▽公明5%▽維新4%▽共産3%▽国民1%――など。自由党と合併した国民
だが浮揚効果は未知数のようだ。「支持政党はない」と答えた無党派層は39%だった。
【平林由梨】