大阪圏に行政の二つの司令塔があるため「二重行政」の弊害が明白になっている現状で、柳本と
小西が「大阪市は残すべきだ。」と主張しているのは、結局「大阪府は潰すべきだ。」と主張する
のと同じだ。
大反対だ!

江戸時代に三都(政治の江戸、権威の京都、経済の大坂)の一つとして日本を支え、明治維新後
も三府(東京府、京都府、大阪府)の一つとして日本の経済を支えて来た「大阪府」(880万人)
をつぶし、「大阪市」(270万人)を残すなんて本末転倒も甚だしい!

大阪市が大きくなり過ぎて、本来大阪府がやるべき広域行政でも張り合って、政策、人事、予算、
投資などで対立し、大阪に大きな損害を与えて来た。「二重行政」の弊害だ。
大きな組織の司令塔は一つでないとだめだ。司令塔が二つあると必ず対立が生じ、悲惨な結果を
もたらすことは歴史が教えるところだ。