「日本共産党いわき市議団」として活動してきましたが、今後「日本共産党・市民共同」と名称を変更し、これまで通り、伊藤浩之、渡辺博之、溝口民子、坂本康一の4議員で活動していくことになりました。
 会派名変更は、伊藤議員が日本共産党から離党したことに伴うものです。

伊藤議員が離党に至った背景には、主に二つの事があります。
 一つは、先の市議選を前後して発生した選挙運動等にかかわる法解釈上の相違に関する判断の明確化の求めについて、日本共産党福島県委員会の一部幹部役員及び同いわき・双葉地区の幹部役員により放置されてきたこと。
 二つには、遠野地区に計画された民間のペレット工場設置計画に関わり、政党として市民に公表した内容を伊藤議員から誤りと指摘されたことに関し、その解明を幹部役員が放置し正誤について住民に公表することを回避し続けていること。
 以上中心的には二つの問題から信頼関係が崩れ、伊藤議員は政党人として行動を共にすることができないと判断したことにあります。
 この伊藤議員の判断は、日本共産党の基本的な政策等との間に重大な齟齬が生じたというものではなく、幹部役員の意見との越え難い隔たり、あるいは意見の誤りに対する役員の対応に原因があるものです。


良識的な議員が党組織側の不誠実或は非常識な対応が原因で離党。
この間、散発的に起きる事例に反省も危機感もないのか。極めて残念、かつ呆れてしまう。