自民・堺市議団が“都構想住民投票容認”渡嘉敷府連会長の「解任要求」を検討
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00028165-mbsnewsv-l27

堺市長選で推薦候補を擁立せず維新に敗れた自民党堺市議団が、大阪都構想の住民投票を容認する考えの渡嘉敷奈緒美府連会長に対し抗議文を提出する方針で、
その中で会長解任を求めることも検討していることがわかりました。

今月9日行われた堺市長選では、大阪府連の渡嘉敷奈緒美会長が大阪都構想に対して反対ありきの候補者は「推薦しない」方針を打ち出し、元堺市議の野村友昭さんが自民党を離党し無所属で出馬しました。
選挙戦では、自民党堺市議団や立憲民主党の議員らが自主支援という形で野村さんを応援し、維新の会公認の永藤英機さんに1万4000票差の僅差で敗れました。この敗因について渡嘉敷会長は…。

「今回の敗戦の大きな理由は、自民党と共産党がまるで選挙で連携しているように見えてしまった」(自民党大阪府連 渡嘉敷奈緒美会長・今月9日)

また、都構想についても改めて「住民投票を容認するべき」と主張し、府連と堺市議団の溝は深まるばかりです。堺市議団の関係者は…。

「非常に憤りを感じている。野合談合なんてとんでもない」(自民・堺市議団の関係者)

堺市議団は「大阪都構想」の住民投票を容認する発言や会長の一連の対応に抗議する文書を作成していて、中には会長の解任を求める内容も検討しているということです。
13日に市議団が集まって意思決定をはかり、早ければ今週中にも抗議文を提出したいとしています。