連合が慎重な時点で参院の国民民主と維新の統一会派なんて無理だろ
せめて維新が公務員系の労組叩きをやめればなぁ


国民民主、衆参の対立強まる 参院に維新と会派構想
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO47847340W9A720C1EA3000/

国民民主党内で衆参両院の路線対立が強まっている。参院側に日本維新の会と統一会派を組む構想が浮上した。
次期衆院選に向け立憲民主党との共闘を目指す衆院側は自重を求めている。

8月1日の臨時国会召集を控え、国民民主の参院幹部から維新の片山虎之助参院議員団会長に統一会派の打診があった。

国民民主の執行役員会でも参院側から「維新と組むことも選択肢にすべきだ」との意見が出ていた。衆院側は反対した。
25日には参院幹部だけで集まり、今後の対応を協議した。

維新側は会派構想に対し「身を切る改革」の実践を条件のひとつとした。
議員報酬2割の被災地への寄付や、文書通信交通滞在費の使途公開だ。
維新幹部は「憲法改正の考え方なども合わせないといけない」と話す。

国民民主の参院側が維新の会派構想を提案したのは野党第1会派を確保するためだという。
参院選後は国民民主が党籍を持たない舟山康江氏を含め24議席、維新が16議席だ。
仮に両党が参院会派を組むなら40議席となり、立民と社民党の会派(35議席)を上回る。

国会では会派の規模によって委員会ポストや質問時間、控室の割り振りが決まる。
野党第1会派は国会運営全般や各委員会の対応をめぐり、野党側を代表して与党の自民党と交渉する。

参院選では選挙区によっては立民と国民民主が競り合った。参院国民民主内には立民への反感が選挙後も残る。

国民民主の玉木雄一郎代表や平野博文幹事長ら衆院側は維新との統一会派に反対だ。
次期衆院選での立民などとの選挙区調整に障害になりかねないとみる。
玉木氏は26日、立民の枝野幸男代表と国会内で会談し、今後の連携を確認した

維新は立民、国民民主、共産、社民4党の野党共闘の枠組みに入っていない。
立民を支持する官公労には大阪府・市で維新と対立する労働組合もある。連合も維新との連携には慎重だ。