山本代表は原発事故の風評被害に苦しむ福島の住民を、絶望に追いやったことはなかったか。たとえば、2013年5月8日付のブログで彼は、

〈君が学校でほぼ毎日食べる給食、安全かな? 残念ながら、かなり食べ物に対して気を使わなければあなたの身体は被曝し続ける〉

等々煽り立てていた
「福島の野菜が毒物であるかのように喧伝しました。絶対忘れないし、絶対許しません」
 と、福島県で農業を営む40代の女性は、いまなお怒りを隠さない。

罵声と乱入で妨害

 山本代表の反原発運動を回想するのは、東工大先導原子力研究所特任教授の奈良林直氏である。

「特に印象に残っているのは、原子炉施設の安全総合評価の意見聴取会を妨害されたことです。毎回のように傍聴席に山本さんがいて、
だんだんと“許さない”“反省しろ”などと怒鳴り散らすようになりました。原発反対派の委員が喋ると拍手をして、賛成派が喋ると罵倒する。」

民主主義的な手続きを、罵声と乱入で妨害した山本代表。奈良林氏が続ける。

「気を付けなければいけません。非常に過激なところがあるのが、山本という人物の実態。仮に政権をとったら、ヒトラーやムッソリーニのようになりかねません」
13年に、園遊会で天皇陛下に直接手紙を渡したことから察するに、選挙や議論のような手間や面倒は、なるべく省略したいのかもしれない。
同じ年、本誌(「週刊新潮」)が女性への乱暴と隠し子の誕生を報じる際は、記者を見るなり逃げ出した。“攻、走”は得意でも、意外と“守”は苦手らしい。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190809-00576253-shincho-pol
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