沖縄県議選の概要
5月27日告示、6月7日投開票
13選挙区(定数48)に対し、前回2016年の県議選よりも6名少ない64名が立候補

現在、知事を支えるオール沖縄勢力が議会で過半数を占めていますが、これが維持されるのか、それとも自民党など県政野党が巻き返しを図るのか

現在の県議会の議席配分と会派の解説
現在の沖縄県議会の構図を確認しましょう。

県政与党(オール沖縄勢力)26議席

県政野党(自民党)14議席
中立会派(公明党・無所属の会)6議席

県政与党(社民党・共産党など)が過半数を3議席上回っている状態です。
オール沖縄(県政与党)

・社民・社大・結連合(11議席)

会派おきなわ(8議席)
→玉城県政を支える政党に属さないによって構成

日本共産党(6議席)
→日本共産党の党籍を持つ議員
・嘉陽宗儀議員 (沖縄市)
・瀬長美佐雄議員 (豊見城市)
・玉城武光議員(南城市)
・渡久地修議員(那覇市)
・西銘純恵議員 (浦添市)
・比嘉瑞己議員 (那覇市)

無所属(1議席)
→山内末子議員の一人会派

県政与党合計26議席

次は県政野党を見てゆきます。

沖縄自民党(14議席)

公明党(4議席)

・無所属の会(2議席)
2020年1月下地幹郎議員がIR汚職により日本維新の会を離党(その後除名)されたことにより、
日本維新の会沖縄支部が解散したため無所属に

県政野党(自民・公明など)合計20議席

県政与党が県政野党に対し、大きく議席の差をつけている
自民・公明が野党なのは大阪や三重など沖縄を含め5つ
議長、副議長共に非自民・公明の議員が務めているのは沖縄と岩手

2014年にはオール沖縄が結成され、沖縄県知事選では翁長雄志氏が、自公に約10万票の大差をつけて当選。その直後の同年12月14日衆院選においても、衆院選においては、沖縄県内の4つ小選挙区では、県政与党が全勝、国政与党が県内で全敗するという結果になりました。

2017年衆院選4選挙区中3選挙区で県政与党が勝利
なお今回の選挙は公明党は告示1か月前に現職も含め候補者を2名も下すことになったので
オール沖縄が有利だといわれています