スターリンを賛美し、スターリン主義であった日本共産党。
共産党の副委員長であり、不破哲三の兄であった上田耕一郎は、1973年にその著書『先進国革命の理論』で、
「ソ連の社会主義建設の事業をおしすすめたスターリンの業績は、十分に評価される必要があることはいうまでもない。
」とスターリンの業績を肯定した。
ソ連では1956年にフルシチョフがスターリン批判を行い、スターリンが無実の人々を多数殺戮したことを暴露していたのに、
日本共産党は1973年にもなってスターリンの業績を肯定評価した。

ソ連崩壊後、日本共産党が歴史的巨悪の崩壊をもろ手を挙げて歓迎する、ソ連は社会主義でなかったと言い出しても遅い。
やはり共産主義は、大量殺戮したスターリンを賛美するような人権・民主主義とは相いれないものだ。