都構想最終情勢反対勢い増す
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大阪都構想住民投票、明日の投開票を控えた最終盤の情勢、反対派が勢いを増す、理由は現状維持バイアス
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明日の住民投票投開票を前に、選挙コンサルタントの立場から情勢の分析を解説していきます。

直近の情勢調査を見ると、読売新聞・読売テレビの調査(10月23〜25日)で「賛成44%・反対41%」

共同通信社・産経新聞社ら4社合同調査(10月23〜25日)で「賛成43.3%・
反対43.6%」とわずかながら反対が上回る結果となりました。
各社によるバラツキがあることから、ネットでは「マスコミが情勢調査の数字を捏造している」とか「誘導尋問だった」などといった根拠のない噂が多く出回っています。

ある程度のばらつきは必ず発生するものですが、いずれにせよ「賛成」「反対」に大差がついている状態とは言えず
終盤にかけて反対派が勢いを増していることは事実であり、僅差の状況で投票日を迎えることには間違いないでしょう。

反対派増加の理由は「現状維持バイアス」

10月に入ってから急速に反対派が増えている理由は何でしょうか。その一つに、「現状維持バイアス」が挙げられます。

未知なるものや未経験なものに対して、それを受容することに対する心理的な抵抗が現状維持を呼び起こし変化しないことに固執するというものです。

「現状維持バイアス」による投票行動が行われる可能性が高いという点に注目する必要があります。仮に賛成多数で可決された場合、「大阪市が廃止」されることによって大阪市民は例外なく住所表記が変わること

それによって企業や個人にとっては少なからず時間的または費用的コストがかかるという点については、明らかなことだと思います

終盤の情勢をどう見るか

 告示後の期間で関心度合いが高まったものの、制度に対する理解浸透が必ずしも十分ではない現状から考えれば、終盤戦にかけて反対派が力を増していることは間違いないでしょう。
大濱崎卓真 | 選挙コンサルタント
10/31(土) 8:01の記事