社民 福島が立憲とは一緒になれない理由

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20201119/k10012719351000.html

「あなたが先輩方の築いた遺産を食い潰した!」
分裂が決まった社民党の党大会は、飛び交う怒号で包まれていた。
そして、かつては政権も担ったあの社民党の国会議員がとうとう1人になる。
社民党はこのまま消えてしまうのか。関係者へのインタビューで迫る。

政策が近い立憲民主党に移り、社民党の理念をさらに発展させていく道はとりえないのか。
福島は、立憲民主党とは根本的な部分で一緒にやれないと強く反論する。
「『健全な日米同盟を』と言っているが、これは、『かつての民主党政権と違い、穏健で、政権交代してもアメリカをリスペクトしますよ』というアピールです。
枝野代表自身はリベラルなはずなんですけど、無理して保守路線を演じているように見えます」
さらに、靖国神社の参拝問題や核兵器禁止条約へのスタンスを例にあげながら、社民党を残す意義を語った。
「戦前戦後のさまざまな運動や思いを切り捨てているんです。切り捨てずに、憲法9条や、平和を守る社民党が、やっぱりあったほうがいいんです」