>>260
草葉の陰の山口鶴男はいまごろ何を想っているのだろうか

>>261
人がいだく主観的認識と周辺情勢の客観的統計とが食い違うことは歴史上幾度も起きていますが、
この60年代日本に起きた政治現象も、おそらくその実例のひとつなのでしょう。
数値的には石川真澄の戦後政治史定番レファレンス本の通り。なにもつけくわえることはありません。

ですがしかし、食い下がるようで、批判ではないのですが、いつもそこで引っかかってしまうのです。
なぜそのときの自民党が、池田勇人・佐藤栄作の保守黄金時代を築き上げ、のちの「自民党戦国史」
(三角大福中の仁義なき戦い)を準備できたのに、社会党は党勢拡張停滞から江田三郎追放劇と
社会主義協会全盛期へ進み、あとから振り返ればそれが社会党の終わりの始まりとなるのだろうかと。
自分が生きていない時代を知るのに、年配者に聞いたり、資料を読んだり、夜間に独り言を吠えたり、
のくりかえしです。今後始まるポストコロナの時代、すこしは前より良い時代が来てくれるだろうか。