そもそも立憲民主党はリベラル政党なのか、革新政党なのか。
俺は立憲民主党を、かつての日本社会党のような見方で見てはいないし、そうあってほしいとも思わない
立憲民主党は旧民主党からの理念を引き継ぐ「国民政党」だ。自民党とは違い、すべての国民ひとりひとりの生活を第一に考える、それが立憲民主党の根幹である筈だ。
それは何も革新だとかリベラルという価値観ではない。むしろ保守の思想にも通ずる。
旧民主党も決して「革新政党」ではなかった。そもそも革新政党であれば、政権奪取自体、不可能だっただろう。
旧民主党には旧社会党の議員もさきがけも新進党も自民党出身議員もいた。確かに安全保障政策や憲法の問題などで、一部意見を異にする事もあったのは事実だ。
だが彼らはそれらの隔たりを乗り越え「国民政党」という旗印のもとに集った。
立憲民主党をリベラルだとか、そんな次元で語ろうとしている人々は、その事実をもう一度深く噛み締めるべきだろう。