■上田哲

社会党内では中間右派の火曜会に所属。当初のスタンスは右派寄りであったため党内最左派の社会主義協会に敵対する立場であったが、護憲や小選挙区制反対(定数2の中選挙区制を主張していた)による社会党の主体性を重視する立場から、徐々に左派への傾斜が見られた。

そのため、落選した93年の総選挙では土井たか子や岩垂寿喜男同様、社会党公認ながら連合からの推薦を得られなかった。