インターネットの闇サイトを通じて無許可で注射器を販売したとして、警視庁サイバー犯罪対策課と池袋署は11月9日までに、薬事法違反容疑でブリーダーの西田利行(56)、獣医師沓沢亮治両容疑者を逮捕した。

同課によると、いずれも容疑を認め「生活費のためやった」などと供述。少なくとも10月までの半年間に、全国の20人に2000本を販売したとみられ、購入した男の自宅からは覚せい剤が見つかったという。

西田容疑者の逮捕容疑は6月と9月、闇サイトを通じて千葉県船橋市の自営業の男(34)=覚せい剤取締法違反容疑で逮捕=らに注射器計30本を9600円で販売。沓沢容疑者は10月、西田容疑者に840本を5万6700円で売った疑い。

[ネットで注射器を違法販売=獣医師逮捕―警視庁 時事通信 11月9日(水)11時29分配信]