菅直人は予算委員会の質疑で、
自民党からの乗数効果の質問で、
シドロモドロな返答をして、バッシングされていたが、
本来理系で、麻雀点数計算器を発明した位の男だから、
説明出来ない訳がない。
逆の立場だったら、徹底的に相手を締め上げていたと思う。
やっぱり根っからの活動家だから、
攻めは強く魅力的だが、
防御はカラキシ弱く、
総理としてのストレスに耐えられるほどメンタルが、
強くなかった訳だ。
彼の強みは、市民運動家時代からのゲリラ戦である。
そして神出鬼没の機動力が武器のゲリラは、
逆に陣地防衛戦になると、
正規軍による集中攻撃を正面から受けて、
地の利を活かせず却って、
混乱・敗北するのとパターンが一緒。

乗数効果に関しては、
異次元の金融緩和をしながら、
長期デフレを是正できなかった自民党側も
結果として、
全く理解出来ていなかった訳だ。