でも野党ってホントにだらしないんですか?

答え はい本当にだらしないです

いつからですか?

答え 昭和からです!

50年たっても成田三原則から結局克服できてない
成田知巳(日本社会党書記長)

*社会党の組織欠陥として、日常活動の不足、議員党的体質、労組依存の三点を指摘したいわゆる成田三原則。
初出は1964年1月1日付社会新報、ここでの出典は『月刊社会党』1979年6月号(No.273)特集・成田知巳前委員長追悼に再録されたもの。『資料日本社会党四十年史』などにも収録されている。     

●三つの体質的欠陥

 総選挙のなかにあらわれた党の体質的欠陥としては、言い古されたことではあるが、とくに次の三点を指摘しておきたい。
第一は党の日常活動、大衆工作、大衆運動の組織とその独自的指導の決定的なよわさである。
党は候補者を早期に決め、候補者を中心とする日常活動のつみ重ねのなかで選挙戦をむかえ、選挙をつうじて日常活動の成果をつみとるという方針を決定していたが、
候補者全員が最終的に確定されたのは告示の十数日前にすぎず、党の方針は多くの地区で空文におわった。この日常活動の不足と結びついた選挙準備のたちおくれが選挙戦をきわめて不利にしたことはいうまでもない。
今度の選挙で党は楽観ムードに支配されたといわれるが、この楽観ムードは不断の日常活動によって住民大衆を党の影響下に確保した結果として生まれたものではなく、むしろ日常活動の不足ないし欠如の結果である。
日常活動の不足がいわゆる社会の構造変化による革新の自然増や、物価騰貴をはじめ所得倍増政策のひきおこした生活のひずみに対する国民の自然発生的な不満にもたれかかる、多分に安易な姿勢を生み出したのである。

http://roudousyaundou.que.jp/syakaitou_033.htm