クジラ「淀ちゃん」沖合に沈める方針 「食物連鎖の観点からも悪くない」辛坊治郎、松井大阪市長の方針受け指摘
1/17(火) 19:35配信
ニッポン放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/800df0c018afcae78e9796edbcc3c0c9ad917257
https://news.1242.com/article/412902

(略)

もったいない気もしますが、海に沈めることには一定の合理性があると思います。食物連鎖の頂点にいるクジラは大量にイカや魚、プランクトンを食べます。ただ、クジラもやがて死にます。そして、海で腐敗した巨体はプランクトンによって分解されます。そうやって食物連鎖が成り立つため、陸揚げして標本にするよりは海の中で養分になるほうが、海の栄養循環という観点では意味があります。

大阪湾の漁業従事者に聞くと、「漁獲量が減っている」と言います。私も大阪湾で船に乗りますが、この30年くらいで魚影が薄くなったと感じます。そうした中、クジラの死骸を海に沈めることは、悪い方法ではないと思います。