私は消費税が公平平等な税金だと思ったことは一度もありません
何故なら、貯金が一億円の人間と、貯金がほぼ皆無の人間の1割は同額ではないからです
もっと言うと、貯金が一億円の人間が1割のお金を使い終わった後と、一般庶民が
全財産の1割のお金を使い終わった後の残金は同額ではありません
これは当たり前の話ですが、お金持ちは高級品しか買わないわけではないのです
そもそも、富裕層の皆様は、その1億円のお金をどうやって貯めたのでしょうか?

時々、『我々、富裕層が高級品を買って、景気振興をしてやっている』と仰る方がいらっしゃいますが・・・
富裕層の皆様は、ご自分の所有欲や自己顕示欲を満たすために、高級品を購入されたのです
誰も貴方に、高級品を買ってくださいとか、優雅な暮らしをしてくださいとは頼んでいません
『税金を上げると金持ちが海外脱出するぞー!』と仰る方がたまにいらっしゃいますが・・・
どうぞどうぞ勝手に、どこへでも移住してください
医療費が高くて、治安が悪く言葉も文化も違う海外に勝手に行ってください
今現在でも、移住は法規制されていません

大企業の内部留保の現預金分に、内部留保税を課すべきです
消費税還付金を公平平等に、下請け企業・協賛企業に分配すべきです
極一部の大企業にだけに税制上の優遇措置を与えて、税金から補助金や助成金を配っても
日本全体の景気振興には繋がらないのです
この国の大半の国民達は、大企業経営者でも大企業の従業員でも無いのです
トリクルダウンとやらが起こらないことは、この失われた30年で既に歴史が証明しています
富裕層だけを優遇しても、彼らが2倍3倍お金を使うようにもならないし、2倍3倍の数の子供を
生むようにはなりません
仮にそうなったとしても、富裕層のほうが断然数が少ないのですから、大した経済効果にはなりません
富裕層では無かったとしても、その方が結婚をして子供が一人でも生れれば、その子供が将来、
結婚をして沢山のお子さんを持たれるようになる可能性が出てくるのです
しかし、金銭的な理由で結婚ができなくて、一人も子供を儲けることが出来なかったら、どうでしょうか?
0にどれだけ数字を掛けても、元の0のままなのです
日本は昔の様に、一億総中流社会を目指すべきです