維新が東海3県の県議選に擁立したのは、愛知6人、三重3人、岐阜2人。前回の愛知1、三重1、岐阜0から5倍以上に増えた。
特に注力するのが名古屋市議選だ。ゼロだった前回から一変し、全16区のうち9区で1人ずつ擁立した。
昨夏の参院選で、2番手の立憲に約1千票差まで迫った。11月には減税との連携を解消し、独自候補を立てると表明。目標を「全県で40~50人」とし、名古屋市議選は全区に立てることを掲げた。

ところが候補が集まらない。「全県30人」に下方修正してなんとか達成する状況で、関係者は懸念を漏らす。「駆け込みで決まった候補が多く、維新の名で売るしかない。何人当選できるか・・・」