よしみの反省

現在は無所属で活動している渡辺喜美氏は、今も解党を悔やむ。

「『てこの原理』で、あわよくばキャスティングボートを握って、政治を動かしていこうという発想で作ったんですね。
『何をやるかが大事だ』という理念のもとに集まったんだが、『誰と組むか』を間違えると、うまくいかない。
一石は投じたが、党が5年でなくなったという点では、失敗だった」

それでも、第3極は今でも、国民の支持を集める余地があると断言する。
「国民は、敏感に、『今の自民党や、なんちゃら民主党ではダメだな』ということを感じている。年金問題が騒ぎになっているが、
国民の不安が、マグマのように噴出するから、騒ぎになるのであって、国民のマグマに今の与党と野党が対応しきれているのかと言えば、てんで、そうではない」

「国民の不安をくみ取れば、第3極は生きていける。もう一度、チャンスがあれば、第3極は、やってみたい。
今のままでは、日本が、令和の時代に平成を乗り越える輝かしい経済成長を取り戻すことは、不可能だから」

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/18863.html