1.6月14~16日解散、6月27日公示、7月9日投票

野党が内閣不信任案を提出した場合、考えられる日程です。不信任案の提出がいつになるかは国会日程のため不透明ですが、会期末ということを考えれば6月14日あたりが濃厚ではないでしょうか。前回総選挙が解散から投票まで最短で行われたことを踏まえればもう1週前倒しできるとの考えもありますが、内閣が裁量権をもつ衆議院解散による選挙期間中に「沖縄慰霊の日(6月23日)」を重ねることは考えづらいのが実情です。なお、6月27日、7月9日いずれも友引です。また、統一地方選挙の前半日程(都道府県議、政令市議)当選者がこの選挙に立候補する場合、立候補に伴う自動失職が当選後3ヶ月以内に発生するということで、次点者が繰り上げ当選になります。

2.6月30日解散、7月11日公示、7月23日投票

すでに参議院に回されている出入国管理法改正案の審議が想定より長引いたり、LGBT理解増進法案が成立に向けて実質審議入りした場合は、国会延長の可能性があります。その場合、2~3週間程度の会期延長となる見込みから、上記1.の案から2週間ほど遅れての解散総選挙という可能性があります。もう1週遅らせることも可能(7月18日公示、7月30日投票)ですが、さらに翌週にすると広島原爆の日(8月6日)と投票日が重なるため、現実的ではありません。なお、7月11日は仏滅、7月23日は大安です。