>>141
こう決まっているわけではないと思いますが、
エスペラントのĝは有声後部歯茎破擦音[dʒ]
エスペラントのĵは有声後部歯茎摩擦音[ʒ]
という説があります。

日本語のヂは有声歯茎硬口蓋破擦音[dʑ]
日本語のジは有声歯茎硬口蓋摩擦音[ʑ]
と言いたいところですが、
現代ではヂもジも同じ音として許容され、
同じ音の異音の範囲と考えられているようですので、
文字での区別でも、例えば地震はカナでは「ぢしん」だと思われますが
現代では「じしん」と書かれるのが普通になっていますよね。

音声学的には、あくまで傾向であり個人差がありますが、
語頭で破擦音[dʑ]になることが多く、
語中で摩擦音[ʑ]になることが多いと言われているようです。
ただし撥音の前では語中でも破擦音[dʑ]になる傾向があるようです。
ここまで踏まえるなら、
語頭でĝ、語中と撥音の後ではĵと書き分けることになりますね。
地震[dʑiɕin]はĝiŝin
真面目[maʑime]はmaĵime
日本人[nihondʑin]はnihonĝin
でしょうか?