>>250
ドイツ語或いは原ゲルマン語は20以上の数字について、10の塊が4つ、100の塊が3つのように表現する

40を越えて2つと言う時、常に意識しているのは次の10の塊(50)である
従って42とは原ゲルマン人にとって50の塊に向かって40から2つ進んだところという意味なので、zweiundvierzig と言う

ドイツで12ユーロの買い物をして50ユーロ札を渡すと、ドイツ人は12から見て次の10の塊である20を目指して
先ず8ユーロを探して渡す
次にもう一回20という塊があるかどうかを考えて、ある場合は更に20ユーロを探す。
ここで40ユーロとなり、あと10ユーロ足らないことが分かるので更に10ユーロを渡して、めでたく取引完了となる

ドイツ人には20ユーロ札が必須なのに対して、このような数の数え方をしない日本人に2000円札は不要である