上でもコメントした3級二次試験執行猶予中の者ですが、乱暴に言ってしまうと初級と中級の差は接続法をマスターしているかどうかだと思います。

Una pintura de Cristo hecha por Leonardo da Vinci y que estuvo perdida por mucho tiempo fue presentada ante los medios antes de que sea subastada este mes.

これは昨晩のNHK World Newsの冒頭の部分ですが、内容は「長らく行方不明だったダビンチのキリストの絵を今月のオークションに先立ってメディアに紹介する」というもの。
subastada <subastar(競売にかける)
知らない単語だったので辞書を引きました。で、なぜantes de que sea..と接続法が使われているのかとネイティブに訊いてもおそらく的確には答えられないと思います。
しかし何のことはない、接続法を勉強すればantes de queは「常に接続法を伴う時の表現」であることが理解できます。主語がuna pinturaと単数ですからser動詞はsea以外ありえないとストンと腑に落ちます。
いつまでたっても初級の枠から抜け出せないなと悩んでいる人はぜひ接続法をやってみてください。万年初級だった私が言うのですから間違いありません。
次回は私流の勉強法?をもう少し具体的に書きます。外大イスパなどの専門機関で学んでいる人は一笑に付してください。(笑)